チェウン・パンタラス君

お母さんは彼が赤ちゃんの時になくなり、お父さんはその後、再婚し他の地方に住んでいます。子どものいない伯母夫婦が可哀相に思い5歳の彼を引き取ってくれました。しかし、伯母はもう76歳、伯父は83歳。もう日雇いの仕事はできない二人なので、現金収入はとても少ないです。持っている土地もないので、この年でも、未だに他人の田んぼで農業をして農産物をもらう形で生計を営んでいます。チェウン君はご飯を炊いたり、皿を洗ったり、水を汲んで来たり、色んな形で家事を手伝います。授業がない日には、近所の川沿いに行って、土を掘って蟹をつって来ることも彼の仕事です。伯母と伯父は年でもう現金収入を得ることが難しいので奨学金をもらうようになってチェウン君の家族はホットしています。奨学金をもらう前、小1−2年生の時は人からもらったぼろぼろな制服1枚だけで2 年間の学校生活を過ごさなくてはいけなかったらしいです。ノートも筆記具も心配で したが、奨学金のおかげでそのような心配はなくなりました。彼の夢は教師になることで、伯母・伯父も彼の将来のため何とか勉強を続けさせたいのですが、経済的な理由でどこまでサポートできるかは疑問です。伯母・伯父の年もあるので、もし中学校で奨学金をもらえなかったら、多分学校を止めて仕事をすることになるかと思います。それに何より、ラオスの平均年齢を考えると伯母・伯父がいつまで生きることができるか・・・・彼らがなくなってしまうと、チェウン君は一人ぼっちになってしまいます。

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