ボランティア活動は偽善なのか-筒井隆博-STUDY FOR TWOメンバーインタビュー第4弾

ボランティア活動は偽善なのか-筒井隆博-STUDY FOR TWOメンバーインタビュー第4弾

STUDY FOR TWOメンバーインタビュー企画第4弾 早稲田大学支部代表筒井隆博 STUDY FOR TWOの各大学支部、運営事務局で活躍しているメンバーを紹介しています。 ぜひお読み下さい。 つつい1
早稲大学3年 筒井隆博
学生で何かしら団体に所属している人達は口を揃えてこんな事を言うだろう。 「この団体が好きです。」と。 自分の所属している団体の人達とは時間を多く共有するからこそこんな言葉が出てくるのだろう。 だが、そこに浸り過ぎると自分をその組織を客観的に見る事が出来なくなる。 だからこそ、彼のような人が一人でも組織にいると変化が訪れるのだろう。 彼は「全体が無くなっても支部だけでも存続させて活動を続けていかせたい。」と話した。 理系の彼だからこそ、論理的思考が誰よりもでき、支部の活動を盛り上げさせて来たのだろうか。
今回はそんな彼のお話。 つつい6

|そういえば、理系の人はあまり学生団体で活動しているイメージがない。  —ボランティア=偽善という考え方

 「基本的に理工学部の学生、特に僕の周りではボランティアに対して凄く否定的な人が多いんですね。何故かというと学生時代は勉強してなんぼって考えているからです。ここは一般的な文系の学生と大きく違う所だと思います。 レポートも多いし、実験もあるのでかなり忙しいです。そんな中で文系の人が暇つぶしにボランティアをしているのを見ると悪い気持ちもするし、僕もそういう中の一人でした。周りに感化されたというのもあるんですけどね。 ボランティアは学生がやるものではなくて、勉強をして、将来お金を稼げるようになってからそのお金ですれば良いじゃん。という考えがありました。」  「元々、あまりボランティアはやりたくなかったのですが、STUDY FOR TWOって活動内容がボランティアというよりも学生に中古の教科書を安く販売するシステムじゃないですか。それはボランティアとは違うなと思ったんですね。 従来のボランティアのイメージだと被災地に行って農作業したり、恵まれない子どもたちがいる国へ行って勉強を教えるものだったのですが、STUDY FOR TWOの中古教科書販売は少し違うなと思ったのでこれは普通にボランティア関係無しに面白いなと思いました。 活動しているうちにボランティアについて考えるようになったのですが、自分の中でボランティアの定義も曖昧なんじゃないかというのが最近分かりました。 だから、これはボランティアで、これは違うみたいな考え方は辞めて、自分の興味のあることをやれば良いんじゃないかと思いました。ボランティアだからやる、ボランティアじゃないからやらないという考え方は辞めました。  余談なのですが、ボランティアの意味について調べていたら「自発性」みたいな語源があったのですが、自発性だったらSTUDY FOR TWOで活動するのもボランティアだし、自分でラオスの事とかを勉強するのもボランティアになるのかなって思ってしまいました。 結局は自分の好きなことをやれば良いんじゃないかなってなりました。なので、ボランティアだからとかそうじゃないからとか考えるのは辞めました。周りからなんか言われたらそれはもう良いよ。 と言われるのは自分でも覚悟しているから勝手にしてくれみたいな感じですね。理系の人達からは今でも「何でボランティアなんてやっているの?」とか言われるんですよ。 グループワークの時とかにボランティアなんかするのではなくて、俺らの為に学科の勉強をしてくれよとかも言われるんですね。結構、友達からも怒られたりするんですよ。でも自分の興味のあることですし、教科書がこんなにも高い事が疑問だったりするんですよ。そういうのに答えを出す為にやりたいと言うのもあったので後悔とかはしていないです。
つつい3

|STUDY FOR TWOは早稲田大学支部から始まった。理系男子のリーダー論  —後輩達とチームをどう変えていきたいか

 後輩達は、頼りになれば良いかなと思っています。 最近頼りになって色々提案して来たりしているようになりましたが、まだまだですね、正直。 上から目線ですが。もっと楽しく、そして楽しい事を見つけたらどんどん実践していって欲しいなと思っています。 みんな後輩というのもあるのですが遠慮している部分もありますよね。これやりたいあれやりたいのを出してそれをやる努力をして欲しいですね。  石橋さんが作ったとこからとかは考えてないです、前提として。僕が入った時はもう石橋さんは支部にはいなくて全体の方にいました。だから、僕の中で石橋さんだからSTUDY FOR TWOみたいな考えは無かったですね。早稲田支部はこれからどうなりたいかというと、みんなお手本となれるような支部でありたいなと思います。  手本になる為には組織として強くなる必要があると思います。例えば会計の方法が整っているとか広報のツールがしっかりあるとか、支部の教科書の在庫の整理が出来るとかシステム関係。 後は、ミーティングがきちんと出来るかというところですね。後大事だと思っているのは実務的な所だけじゃなくて、志の部分。何で自分達はSTUDY FOR TWOをやっているのかという意見がしっかりまとまっていて、ラオスの子どもたちをどうして救うのかという意見をもっと、未来の支部をどうしたいのかというのを考え、その為に自分たちは何をすべきなのかを理解している。 全員が自分の意見を持つべきだと思っています。組織として強く、そして志が高いチームになって、他のチームの手本になれるようにしたいなと思っています。 つつい5 まず、リーダーに絶対必要なのは頼りになることだと思いますね。 ちょっと変な言い方になるのかもしれませんが、例えを出しますね。 サッカーでいうと一番プレーが上手い選手。団体内なら、知識が豊富だったり、能力のある人になりたいですね。後は、メンバーの事を一人一人見てあげる。見てあげるというのは、何をやっているのか、そのメンバーは何学部に通っていて、どんなバイトをして、何が趣味なのかというところまで理解して、そういう人達が活動するのを楽しいと思える環境を作るにはどうしたら良いのかを考えられるようになれたら良いなと思っています。 チームを強くすることが出来るリーダーが理想ですね。 |自分のチームへの強いこだわり  —時間がないからこそ出した答えとは  正直、僕は全体にあまり関わる気は無いので、何かまずい事があっても見て見ぬ振りをしていますね。 一つあるとすれば、売上主義みたいなところは、一部のメンバーの人は不満に思っている所はあるかもしれないですね。 話し合う内容がいつも売上の話ばかりなんですよね。一応、教育支援という形でボランティアをしているので、その国の事を知るのが第一なのではないかと思います。ラオスの子どもたちがどのように困っていて、どのくらいの割合の人達が教育を受けられていないのかを知らない人が多いと思います。そういう場も提供されたこともないですし。 もっと自分たちの活動している意味とか道徳的な観点から見てくれる時間があっても良いと思います。 不満というよりは、簡単な提案ですかね。もし活動をするなら確固たる信念や情熱を持って、自分の考えを持ってやれるような環境を全体から作って行ければ強くなるのではないかと思います。  最悪全体が潰れても支部だけ残れば良いとも考えています。早稲田だけ独立しても良いと思っています。もう全体に関わるのも時間が無いので、線引きしましたね。楽しそうだけど、自分の時間もないので、支部の活動に専念すると決めたので、全体に関わらないのは自分で決めたルールですね。

|彼の原動力と展望  —必ず取捨選択する時はやってくるのだろう

 割と僕はネガティブな人なんですよ。 原動力は、嫉妬とか不満とかそういうものが多い気がしますね。支部に不満があったから支部長にもなりましたし。 北海道の支部が売上取れているのに何で自分たちは出来ないんだ!みたい嫉妬から力にしたりとか。割とネガティブな所を原動力に変えてしまう人です。ポジティブな所からいうと、自分が凄く頑張りたいと思う時は色んな人に見てもらう時ですかね。見栄っ張りな所はありますね。 プレゼンも大人数に見てもらえる時の方がやる気になります。失敗したくないから見栄を張っていると思います。プラス思考に考える癖が元々無かったのでこういう性格になったのだと思います。  支部はこれから組織としてもっと強くして、メンバーを増やして、更に理念とか活動目的とか精神的な部分や志を持つところまで持って行ってチームとして強くして、最終的に売上も他の支部のどこよりも高く、みんなのお手本になれるようにしたいですね。皆が早稲田支部のようになることを目指す構図が出来ればなと思います。  そろそろ自分も社会人になりつつあるので、自分が最終的にどんな人間になりたいのかを決めたいです。その為に何をすべきかを考えて、そこで実践できるようになりたいですね。将来の進路をきちんと決めたいなと思います。最近やりたい事が増えて来てしまったのでそれを一つにしぼりたいですね。今年の終わりくらいにその夢を目指して勉強なり活動なりを頑張りたいと思っています。 つつい2  僕にとってSTUDY FOR TWOはチャレンジの場ですね。 こういうちょっと社会に顔を出して活動する事って今まで無かったので、そういう所で色々な事が出来ればよいなと思っています。 例えば、教科書に興味を持ったら、どんな出版社があるのかとか調べてSTUDY FOR TWOで生かせば良いし、僕は建築をやっているのでこういうレイアウトにしたら凄く良いみたいなのを活かせると思っています。 一時期、入って半年くらいの時はデザインに興味を持って、ビラばっかり作ることもやっていました。そういう自分の興味あることをちょっと社会に出て実際の活動に生かすようなやり方を出来れば良いなと思っています。 つつい4                       【文・渡辺悠太】

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です