想いを紡げるリーダーに。

想いを紡げるリーダーに。

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《プロローグ》
広島大学3年 福岡奈織
STUDY FOR TWO副代表
3月から約100日間、ピースボートに乗りながら世界を回る。

ことばで遊ぶことが大好きな女子大生である。

彼女をとても良く知る人物はこう語る
「奈織は、副代表の中でも支部の数を増やしているし、メンバーからもとても好かれている。チームマネジメントも凄く上手いから、彼女なりの秘訣があるのだと思うよ。」

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ことばで遊ぶ事が好きな彼女のブログの内容についてからインタビューは始まった。

|What I see
彼女は言葉にすることで絡まっている糸をほどいている。

渡辺「自分の中の引き出しを増やすとは、具体的にどういう事でしょうか。」

福岡「自分が活用出来る知識とかスキルとかを増やして行くことです。そういうイメージを持っています。ただストックしておくのではなくて、ちゃんと開けて活用できて、その色々持っている引き出しを開きながらクリエイトしていくものって感じですね。」

渡辺「最近増えた引き出しはありますか?」

福岡「お正月に親戚で集まった時に家族愛って良いなって思いました(笑)最近増えた引き出しの中では一番インパクトがありましたね。10〜80代までがみんなそろってみんなでわいわいしていて、この中で新たなモノが生まれたり無くなっていったりするサイクルが出来ているんだなと。そういうものを自分の周りでも感じていきたいなと思いました。」

渡辺「ブログに悩んでいることは、大抵どうにでもなる事と書いてありましたね。では、今、悩みはありますか?」

福岡「確かにそう書いてありましたね。でも、私自身は一時的に悩んでいるだけで、ずっと悩んでいることってあんまりないんですよ。来年の海外の行き先が自分の中で決め切れない事ですかね。フィリピンか南米で音楽をするか、語学学校に通うかです。」

渡辺「良いですね。」

福岡「いやぁ、引き出しを増やしたいんですよ(笑)今まで海外ってニュージーランド、グラム、マーシャル諸島、ベトナム。感じる事は違いましたね。場所が凄く離れると違うと空気とかも違うんですね。その中で自分が日本って所を超えて、自分として存在出来るかとか。結構刺激的ですし、自分の思っている事、考えている事、やりたい事とかを素直に考えられる機会になるから、そういう意味で旅に出たいですね。後はその土地にある文化とか人というものを肌で感じたいなというのは大きいですね。」

渡辺「日本と海外で感じる事の違いや自身の変化で差はあると思いますか?」

福岡「んー、海外でも日本でも変わると思うんですよ。私は距離的に離れないと大きな刺激は受けない人なんですね。海外とか日本とか、関係なく大きく自分が移動した場所で何らかの刺激や発想の転換を得た方が良いんじゃないですかね。

渡辺「自分と向き合い、自分の真意に沿って決定を下した経験はどれくらいありますか?」

福岡「いっぱいあります。むしろそうじゃない時の方が分からない感じですね。割とわがままに生きて来ました。やりたいことをやりたい時にやらせてもらえる環境にいました。止まりたい時は止まるし、やりたいことはやるって感じです。中学校の時からそうですね。」

渡辺「小学校の時は違かったのですか?」

福岡「割と親のいいなりでした(笑)習い事とか。中学受験を親に勧められてすることになったのですが、勉強はすきだったので良いかなって思ってやっていました。中学校を決める時に大きい決断を初めてしましたね。自分の人生を自分で決めました。それが間違っていなかったから今、大きな自信になっています。」

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|福岡流リーダーシップ
想いと結果、どちらを大事にしますか?

渡辺「‘想い’と‘結果’どちらが大事だと思いますか?」

福岡「ずっと想いだと思っていました。今も想いが大事という面は強いですが、この団体に入団して結果の意義を知りました。」

渡辺「と言いますと?」

福岡「みんなで何かをやる時に根本的にあるのはモチベーションであったり、その活動に対する想い、やりがい、一緒に活動するメンバーに対する好意とかだと思っています。それが出来て結果がついてくるものだと考えています。その結果というのはその想いの度合いとかに凄く影響されるものだと思います。だけど、代表は数字とか結果がどうあるべきかを決めて、その次にメンバーをどう動かして行くかというわたしの考えとはスタートが逆のやり方でした。その為には手段は問わない、誰とやるかのがベストなのかを考えて動く感じを見ていて、慣れなかったですね。でも、成果が無いと意義を感じないと思う人もいるし、数字で出した方が成果も活動意義も分かりやすいので良いのかなとも思っています。この団体は凄く数字を追い求める団体だと思います。最初はメンバーとどう上手くやるか、どう巻き込むか、人というリソースベースで考えていましたが、代表の話を何回も聞くと‘成果も大事なのか’って思うようになりました。」

渡辺「チームとして結果を出す為の秘訣を教えて下さい。」

福岡「私に魅力を感じてもらう事ですかね。」

渡辺「面白いですね。」

福岡「コミュニケーションをしっかり取るのは大前提で、裏をかくコミュニケーションを取りたいですね。言っている事は伝えたいことだけど、それをいう理由とかが気になって質問したり、何かもやもやすることってあると思うんですよね。支部間の売上や活動の差とか事務局への不満とか。そういうのを私に言ってもらえて解決策になるようなメッセージを伝えられたら良いなと思いますね。そういう深い話が出来ないのであれば、そういう話が出来る関係作りから始めるとか。
丁寧に人とコミュニケーションを取るようにしているし、こういう事をするのが辛くないんですよね。本音を聞けた時にお互いスッキリ出来るし、団体の人ときちんと話せる事が良いモチベーションになると思いますし、自分のことを分かっている人から依頼をもらった方が絶対良いじゃないですか。私にだったら何でも言っても良い。と想ってもらいたいです。」

渡辺「そんな後輩達にどういう姿を見せたいですか?」

福岡「後輩っていつも‘もう凄いです!’ってなるんですよ(笑)私の何がそうしているのかはピンと来ないんですよね。話す事は好きだし、言葉を飾ることが好きだから格好良いこと言っているように見えるし、やることやってるように見えるんだとは思います。でも、‘奈織さん凄いですね。’で留まって欲しくはないので、私が普段何を見ているのか等そういう部分を少しだけ見せるようにしたいなと思っています。表に出て活動するのが苦じゃないので、後輩達はそういう部分を良く見ると思うんですよね。人との前で話すとかミーティング仕切るとか。普段、私が本当に人の真意に気を付けて見ていることは垣間見せるくらいはしたいなと思います。」

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渡辺「福岡さんにとってSFTって何ですか?」

福岡「挑戦の場ですね。別の活動でチームワークとか人とのコミュニケーションとかグループで最大の力を出す為のファシリテーションの勉強をしていて、それを試す事の出来る場だと思っています。自分の持ち味とか人を見る視点とかを活かすことで、もっと自分で人を動かして行けるようになりたいです。たくさんメンバーがいる中で、特に支部の子達が凄く私の後押ししてくれるし、その恩返しがしたいです。それでラオスの支援にもなるし、団体の目標の手助けにもなると思っています。この大きな団体が追いかけている夢に自分が関われている事に根拠のないやりがいを感じています。
何で副代表やっているのかとか続けている理由とかも明確にないんですよね。はっきりこれです!っていうのが言葉に出て来ません。けど、直感的にこの人達とやりたい。この団体に学生生活の時間を注いで、自分も団体も成長させたいと思います。」

渡辺「今後の目標を教えて下さい。」

福岡「SFTにおいては自分の担当地域の支部をもっと活性化させたいです。支部同士のつながりも持って欲しいし、どうせやるのであればやりがいを持ってもらいたいです。地方だから学生団体は浸透していなし、そういうとハードル高くて偉そうなことをしている雰囲気があるのですが、みんながそういう世界に踏み出せるようにしたいですね。みんなやりがいを持って楽しくてやっているというのをもっと出して行きたいですし、九州の学生の動きにも一風を巻き起せるのではないかと思っています。」

渡辺「福岡さん自身はどうでしょうか。」

福岡「素敵なおばあちゃんになりたいです。その為には若い内って、あれやっとけば良かった。あれ羨ましい。あれ悔しかった。っていうのをゼロに近づけたいんです。やりたいことをやるのは目標ですしね。
後は、人を巻き込みたいのもそうですけど、何かよくわからないけど幸せな気分になるとか、何かよくわからないけどほっこりしちゃったとか、日本も海外も日々の中でこれ良い思い出になった!って言えるようなものをクリエイトしていけるような人になりたいんですよね。自分の中だけでなくて、周りを巻き込んでつくっていきたいですね。これをほっこりクリエイターって呼ぶのですが(笑)自分をどんどん磨いていきたいですね。もっと幅を持たせて、罪か冴えて来たものを行動に落とし込んで使いこなしたいです。20前半までは吸収する力をつけていって、クリエイトしていきたいですね。」

福岡なお

「敵わない人達が現れたら、どの部分でその人達に勝てるのかを考えれば良い。」

「悔しいと思う事は、自分が満足出来ない事・自分が出来ない事に直面や納得していない状態だと思う。そんな時こそ、どうしたら良くなるのかを分析して行動する事が大切。そうすれば、自分なりの色は見つけられると思う。」

こんな話もインタビューの中でしてくれた。
「織姫」の「織」という字を名前に持つ彼女は、STUDY FOR TWOでもピースボートでも、想いを紡ぎ続けて行くだろう。

【文・渡辺悠太】2014年3月時点

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